Tacere qui nescit, nescit loqui.

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「タケーレ・クゥィー・ネスキト・ネスキト・ロクゥィー」と読みます。
tacēreは「沈黙する」を意味する第2変化動詞taceō,-ēre の不定法・能動態・現在です。
quī は関係代名詞quī,quae,quodの男性・単数・主格です。先行詞は省略され、「~する者は」と訳せます。
nescitは「<不定法を>知らない」を意味する第4変化動詞 nesciō,-īre の直説法・能動態・現在、3人称単数です。
「沈黙することを(tacēre)知らない(nescit)人は(quī)」がここまでの訳です。
この文の動詞は2つ目のnescitで、この語はloquīを目的語に取ります。
loquīは形式受動態動詞loquor,-quī(語る)の不定法・現在です。
「沈黙することを知らない者は、語ること(語る術)を知らない」と訳せます。
プブリリウス・シュルスの言葉です。

ラテン語格言50選

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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